急速な経済発展による大気汚染、ペット増加による狂犬病が問題になっています

外出時のマスクは必需品 都市部を中心に急速な経済発展を遂げた中国では、石炭火力発電所やコンビナートから出る煤煙、家庭用自動車の普及率が爆発的に増えたこと等による大気汚染が深刻な問題となっています。

気管支喘息や慢性気管支炎のある方、喉や気管支の弱い方が、都市部で外出をする場合にはマスクは必需品です。また外出から戻ったときにはうがいをしましょう。室内も空気清浄機でキレイにする必要があります。内陸部から飛来する黄砂への対処も同様です。

中国では日本と同じ薬が処方してもらえるとは限りませんので、気管支喘息や気管支炎で常用薬や発作用の薬がある人は、渡航前に日本の主治医に相談して、あらかじめ余分に処方してもらいましょう。

中国ではA/B型肝炎にも注意が必要です。上海では1988年に生貝の料理を原因としてA型肝炎が大流行し、30万人の患者が発生し、うち32人が死亡するに至りました。A型肝炎の予防には、トイレやノアと、食事の前などの手洗いが大切です。また、貝類など十分な加熱を行わずに食べる食べ物には注意が必要です。

輸血や注射器、性行為を介したB型肝炎の感染者が多いことも問題となっており、母子感染のケースも少なくありません。A型、B型肝炎ともにワクチン接種が可能ですので、抗体のない方は渡航前に予防接種を受けるようにしましょう。

経済発展に伴い都市部ではペットを飼う人が増えており、農村部では番犬としてイヌが放し飼いにされています。2000年前後から狂犬病が増加しているため、イヌや猫を撫でたり、触ったりすることが好きな日本人は注意が必要です。中国では飼い犬でも狂犬病の予防接種をしているとは限りませんし、路上で販売されている子犬などは予防接種をしていないケースが大半です。

不運にも旅行中や長期滞在中にイヌに咬まれてしまった場合には、直ちにワクチン接種を受ける必要があります。予防接種は、その地区の疾病予防統制中心で対応していることが多いので、問い合わせてみるとよいでしょう。

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